CFD取引の金利システム
CFD取引に限らず、投資取引においては、「買い注文」「売り注文」のことを業界用語で「ロング」「ショート」と呼ぶことが多いようです。覚えておくと便利な用語ですね。CFD取引では、この「ロング」ポジションと「ショート」ポジションを翌日に持ち越すことで、利益が出たり、また損失が出たりする事もあるので注意が必要です。
CFDの 取引において、ロングポジションを翌日に持ち越した場合、つまり、「買い注文」をしたまま翌日に持ち越した場合には、金利の分だけ損失となります。損失と いっても大きな額ではありませんから、そのために取引を避けたり、そのために損切りをしたりという必要はありませんが、覚えておいたほうが良いでしょう。
逆に、ショートポジションを翌日に持ち越すと、金利を受け取る事ができます。ロングポジションの逆ですね。
こ の仕組みは、FX取引の場合にも適用されていますが、FX取引の場合には、ロングポジションの場合には利益を受け取り、ショートポジションの場合には損失 が発生する、というようにCFD取引の場合とは逆に作用しているので、CFD取引とFX取引の両方を行う場合には特に注意が必要ですね。
これらの損失や利益は、取引する銘柄を取り扱っている国どうしの金利差によって発生しています。簡単にご説明しましょう。
例 えば、日本の金利はとても低く、0.5%程度といわれています。そんな日本とは正反対の、超金利王国でもあるオーストラリアでは、金利が10%程度もあ り、日本の寂しい金利とはケタが違う事が良く分かります。この場合には、日本とオーストラリアの金利差は、ざっと9.5%というわけです。
1 年間に100万円の取引をしている場合には、この金利差を利用するだけでも9万5千円という差が出ます。一日あたりに換算すると、260円となります。 オーストラリア銘柄の取引をしていて「売りポジション」を翌日に持ち越せば、この金利差260円が毎日入ってくることになり、「買いポジション」を翌日に 持ち越すと260円が毎日損失として出て行くことになります。

